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TKC社会福祉法人経営指標(SーBAST)

当事務所は「TKC社会福祉法人経営指標(S-BAST)」を利用して、社会福祉法人の健全経営を支援しています。

「TKC社会福祉法人経営指標(S-BAST)」とは

当指標は、社会福祉法人向けに開発された会計ソフトである「FX4クラウド(社会福祉法人会計用)」および「社会福祉法人会計データベース」を利用している社会福祉法人の計算書類を分類・編集し、収録した経営指標です。

当指標に収録されたデータは、TKC全国会に加盟する税理士・公認会計士が毎月の巡回監査を通して1年間積み上げた結果(決算書)そのものの集計であるということが一番の特徴であるとともに、日々の取引に基づく現場の数字を何も加工することなく、施設の経営状況を実態に即して適切に反映した指標であるといえます。
これだけの精度と速報性ならびに経年定点観測(時系列観測)、規模を備えた経営指標は、各施設および各関係業界団体から、実態を如実に表した、今までにない「指標」との評価をいただいています。

令和6年版「S-BAST」収録件数

法人数で2,825件、拠点区分で6,563件、サービス区分で14,006件(うち児童福祉施設2,249件、老人福祉施設6,568件、障害者施設5,189件)となり、収録した事業(コード)は40業種(サービス区分)となっています。

データの分類・編集

「S-BAST」の編集にあたっては、社会福祉施設の性質上、1.地域による区分、2.定員数による区分、3.老人福祉施設については給食の提供方法の違いによる区分等、特に変動要因の大きなものを区分して作成しています。

事業計画のベンチマーキングの指標として活用

月次決算において同業者比較を行うほか、事業計画の策定を支援する際に、当指標をベンチマーキングの指標として活用することで、貴施設の健全経営を支援します。

※守秘義務の擁護と留意点について(重要)

「TKC社会福祉法人経営指標(S-BAST)」の編集に際しては、TKC会員、すなわち職業会計人の守秘義務を完全に擁護するため、調査対象先については、本書の財務データとして収録して良いかどうかの確認が個々のTKC会員に対して行われ、承認を得ることができなかった財務データは母集団から除外しています。

※より詳しい内容については、当事務所にお尋ねください。